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気になること調べてみた

街のど真ん中、こんなところに石橋が!?

はじめまして。まいぷれ編集部、『みっちー』です。

突然ですが、『地元ネタ』クイズです!
この写真、高松中心街のとある風景ですが、ここがどこかわかりますか~?
すぐに分かったあなたは地元通。

そうです!正解は三越から兵庫町商店街を真っすぐ西にきた所、中央通りにかかる横断歩道です!

毎日通っているという人も多いと思いますが、中央分離帯のところをよ~く見てください。

な、なんと、道の真ん中に『石橋』があるじゃないですか!こんなところに橋があったなんて、皆さん知ってました!?
夢中になってシャッターを切っている横を、みなさん普通に通り過ぎて行きます(笑)

この橋、じつはその昔、高松城の外堀にかかっていた『八雲橋(やくもばし)という橋の記念碑なんです。

八雲橋は明治12年に現在地の北西約40メートル付近に架けられました。
今でいうと、兵庫町のくつわ堂さんから北署の東側へ抜ける細い路地の辺りでしょうか?

当時、外堀の内側には出雲大社分院があったのですが、近くに橋はなく、参拝者は遠回りをしていました。その不便を解消するためにこの橋が架けられ、多くの人はこの橋を渡って参拝したそうです。

明治33年に高松城の外堀が埋め立てられた際、一緒に取り壊されましたが、当時の親柱の一本が平成5年に土中から発見され、百年の時を経て現代に蘇ったのです。

ふだん見慣れた街の風景も、町の歴史を知ることでまた違って見えてきますね。

近くを通られた際は、当時の人たちの暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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